株式会社電通プロモーションプラス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:湯川 昌明)は、バイオプラスチック新材料の研究開発・製造を行う株式会社事業革新パートナーズ(本社:神奈川県川崎市幸区、代表取締役社長:茄子川 仁)と連携し2021年に開発した100%植物由来バイオプラスチック「PLANEO™(プラネオ)」について、当社海外拠点を中心としたサプライチェーンを構築し、量産体制下における販売を開始いたしました。
「PLANEO™(プラネオ)」は、バイオプラスチックとして広く活用されているポリ乳酸(PLA) *1と樹木から抽出される植物由来の添加剤を混錬することで、環境性能(100%植物由来/CO2排出量抑制)とともに素形材性能(流動性)を向上させたオリジナルサステナブル素材です。
<「PLANEO™(プラネオ)」の特徴と期待される効果>
近年一層高まる社会や企業に求められる環境負荷低減への取り組みという課題に対し、当社では「PLANEO™(プラネオ)」の量産体制を整え、年内約100トンの受注・供給を目標に、下記のとおり、より広く様々な顧客の課題解決への活用を目指し、今後も幅広く本事業を推進してまいります。
当社は、長年プロモーション領域において獲得したモノづくりの知見や国内外の調達ネットワークを活かし、環境に配慮した素材を活用したプロダクト開発や、電通グループでのアップサイクル実証プロジェクト「で、おわらせないPROJECT」など、サステナブルの機運が高まる社会へ提供できるソリューション開発に取り組んでおります。
今後も石油由来に依存しない素材の選択肢となり得る「PLANEO™(プラネオ)」をはじめとしたサステナブル素材を活用し、顧客企業のSDGs達成目標に寄与する新しいマーケティング・ソリューション提案を推進してまいります。
電通プロモーションプラスは、販促ソリューション業務の強化をはかるため、本年4月にグループの再編を行い、電通テックより社名を変更いたしました。これまで販促領域で競争力を築いてきた販促施策のプランニングやプロデュース機能に加えて、成長するリテール領域における販促DX支援、コマースやオウンドメディアを起点としたデジタル施策の運用支援、最先端のテクノロジー技術やクリエイティブ力で最高のエクスペリエンスを創出するCXデザインなど 、統合的なソリューションの提案から実施・運用支援を強化し、販促ソリューションのNo.1パートナーを目指します。
*1 ポリ乳酸(PLA)
成形のため加熱溶融時に圧力を加えた際の合成樹脂の挙動を指す。一般的には測定法に幾つかの基準があり、本素材ではISOの定める基準であるメルトフローレート測定(MFR)にて測定。
*2 CO2排出量抑制については株式会社ウェイストボックスCO2排出量調査より算出。LCA=Life Cycle Assessment(資源採取-原料生産-製品生産-流通・消費-廃棄における環境負荷を定量的に評価する手法)に基づく計算
*3 流動性
成形のため加熱溶融時に圧力を加えた際の合成樹脂の挙動を指す。一般的には測定法に幾つかの基準があり、本素材ではISOの定める基準であるメルトフローインデックス測定(MFR)にて測定。
■株式会社事業革新パートナーズ https://bipc.co.jp/
■「PLANEO™」詳細はこちら
https://contents.dentsu-pmp.co.jp/planeo/
■関連プレスリリース
使用しなくなったプラスチック製品のアップサイクルを推進し、社会課題に対応する「で、おわらせないPROJECT」を始動 -第1弾は「名刺用凸面点字器」で環境負荷軽減と社会のDE&Iの実現に貢献-2022年3月29日
https://www.dentsu-pmp.co.jp/news/2022/20220329-2/
「で、おわらせないPROJECT」 https://deowarasenai.jp/
以上
<サービス/販売に関するお問い合わせ先>
電通プロモーションプラス
プロダクト開発室 環境プロダクト推進部
石澤、津田
MAIL:eco-material@dentsu-pmp.co.jp
<本件のお問い合わせ >
事業戦略室 コミュニケーションデザイン部
安藤、代田
MAIL:kouhou@dentsu-pmp.co.jp
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