VRとフィットネスを組み合わせた「VRフィットネス」という新たなジャンルが注目を集めています。フィットネスマシンの動きと、VRの臨場感あふれる映像を連動させて、仮想現実の世界でさまざまなトレーニングができるという、新しいフィットネスの形態。その可能性についてFUN AND BODYの根市洋行さんにお話を伺いました。
実際にFUN AND BODYさんのショールームで体験させていただくと、その臨場感に驚きます。「最初に体験した人は、肉体的な疲れというより、緊張感で汗をかく人が多いですね」と言うのは、今回取材にご協力いただいたFUN AND BODYの根市洋行さん。確かに、最初は慣れない動きに戸惑いますが、慣れてくると本当に空を飛んでいるような浮遊感を楽しむことができます。気がつくと10分間、疲れも感じずに没頭していました。終わると運動後のような疲労感も。
トレーニング器具というと、一般的にはフィットネスジムでの利用がイメージしやすいですが、FUN AND BODYさんの下には、実にさまざまな企業から声がかかっているようです。 「エステティックサロンさんがコースに取り入れられないか調べに来たり、一般企業さんが社員の保養設備として検討したいと訪れることもあります。さらに、医療機器メーカーさんからもリハビリテーションに活用できないかと、何件か声がかかっています。体幹を鍛えることが腰に良いそうです。あとは弊社経由ではないのですが、整体学校さんでもイカロスなどのVRフィットネスを導入している場所があるようです」