つまり、ホットタピオカは、一度試したら味や食感に好印象を持ってもらえるというのが分析から分かってきたんです。そこで、まだ試していない方向けに、「実は、こういう飲み方があるんです」というアプローチで、ホットタピオカを一回体験してもらうことが、1つの施策として考えられると思います。また、トレンドは過ぎたと思っている人に対しては、「もちもちの新食感で、夏に飲んだタピオカと全然違う」というポジティブな感情を訴求として伝えれば、もう一回タピオカを試してみたいという新しいニーズを創出することができます。
このようにSNSのビッグデータを基に、AI分析で得られたポジ・ネガの要素を使うことで、どういう切り口で訴求ができるかを判断できるのが、「感情分析AI」をマーケティングに活用する方法の一例だと思います。
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