適温のミルクをすばやく用意できる「Baby Breeza Formula Wifi」。上部に粉ミルクを入れ、アプリで指示をだすと、希望通りの温度のミルクがコーヒーメーカーのように抽出されるというもの
パナソニック発のスタートアップShiftallは、スマート調理家電「Cook’Keep(クッキープ)」を発表しました。Cook’Keepは炊飯器のように見えますが、スマートフォンを使い、遠隔で食材や料理の温めと冷蔵ができる調理家電です。
また、フードテック分野では、実際の機器だけでなく、食材・素材の分野も発展を見せています。カリフォルニア州の企業「インポッシブル・フーズ」は、2017年に大豆レグヘモグロビンを使った、本物の肉そっくりの人工牛肉を発表。すでにアメリカ・香港などで販売されているものの、今回のCESでは「豚肉風」の人工肉が発表され、イベントで試食が振る舞われました。
いま欧米では、ヴィーガンに転向する人も多く、世界的にも地球保護の観点から食肉の在り方が問われています。日本でも、こうした人工肉が近々上陸するかもれしません。
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